秋が深まると食べたくなるのが汁物
その中でも、豚汁は具沢山な汁物の定番で、1品でたんぱく質、ビタミン、ミネラルなどいろいろな栄養素をとることができます。
でも、豚汁を作るとき、みそ汁と同じ作り方をしていませんか?
今日はプロが作る豚汁の作り方をご紹介します。
豚汁は豚肉とたっぷりの根菜類を合わせるのが基本です。
また、豚肉に関しては、うま味と脂がしっかりと出る豚バラ薄切り肉がおすすめです。厚みのあるものより薄めくらいのものが汁によくなじんで美味しいと思います。
具材の切り方は、根菜は大きさに合わせて半月切りやいちょう切りにします。
具材の準備ができたら、鍋にごま油を入れ中火で熱し、野菜を加えます。
1~2分ほど野菜に油がなじむ程度に炒め合わせ、その後に一度火を止め、豚肉を上に広げます。
豚肉をはじめに炒めると鍋底に豚肉が張り付くため、野菜を炒めた後に豚肉を入れると鍋底に付くことなく炒めることができます。
豚肉を入れた後は、弱火で全体を3~4分じっくり炒めた後、だし汁を加えます。
だし汁を入れる前に具材を炒めることが大切で、具材の風味が油に移り、味に深みが出てくれます。
ただ、脂っこいものが苦手な方は、豚肉をお湯に通してほぐし、水で洗うことで、余分な脂肪とアクが抜けてさっぱりとした豚汁にすることも出来ますよ。
水を加えたら火を強め沸騰させます。沸騰するとアクが出てくるのですくい取ります。
アクをすくい取ったら、味噌の半量溶き入れます。
半量の味噌を溶き入れた状態で、7~8分弱火で煮て具材に火を通します。
最後に残りの味噌を溶き入れたら出来上がりです。
味噌は甘めの麦みそがおススメです。
麦みそは米みそと比べ、麹が多く入っており、甘みのある味噌です。
この甘みがコクのある豚汁には最適ですので、ぜひお試しいただきたいです。
だし汁は、ますきちのだしがおススメ。
6種類の厳選した国産原料を使用しています。
かつお節
あご
うるめいわし
かたくちいわし
昆布
椎茸
化学調味料を使用せずに豚汁にベストマッチのブレンドに仕上げました。
かつお節の旨味成分と、昆布・きのこ類(椎茸)の旨味成分との相乗効果により、深い味わいが生み出されます。
上品で独特の風味が特徴のあごだしと、甘味があるうるめいわし、濃厚な味わいが特徴のかたくちいわしにも注目です。
ますきちの麦みそ、だしは店舗の他、オンラインストアでも販売しています。